みなさんこんにちは。あじてつブログにようこそ!
この記事では、わたしが体験した「身内を亡くしたあとの事務手続きのながれ」について書いていきます。
身内を亡くすことはとても悲しいことですよね。
てつは2020年11月に実父を60歳で亡くしました。
大人になってから泣くことがなかった私ですが、父が亡くなった時はとても悲しく泣きました。
おそいかかる事務手続き
とても悲しいことですが、身内が亡くなると実は、事務手続きが山ほどあります。
悲しんでいる時にこんなにやらせるかと思うほど、多くの手続きがありました。
この記事に書いている「身内を亡くしたあとの事務手続きの流れ」を読めば、一通りの流れが分かると思います。
人それぞれ、環境・境遇が異なると思いますので、自分とは違うという部分は読み飛ばしていただいて大丈夫です。
それでは、そんなわたしの「身内を亡くしたあとの事務手続きの流れ」について、これから詳しくお伝えをしていきますね。
亡くなったらすぐにすること
葬儀会社に連絡する
- 葬儀プラン契約
てつは「イオン葬儀」でお願いをしました。
場所によっては違うこともあるので、相見積もりをとりましょう。
イオン葬儀を利用した感想は大満足でした。
「イオン葬儀を選んだ理由」については別記事で書く予定です。
ぜひ読んでください。
イオン葬儀を選んだ理由
- 対応が早い
- 対応が丁寧
迅速に丁寧に対応してもらいました。
父との最期をいい形で終わらせることができたと思います。

葬儀会社に手続き代行の依頼をする
- 死亡診断書の受け取り、埋葬許可申請書の提出
- 死亡届の提出
死亡診断書、死亡届を受領したら、10部程度コピーします。
→今後の手続きに必要です。
再発行すると、またお金がかかるのでスキャンやコピーをして、原本は残しましょう。
色々なところで提出を求められます。
親戚、知人に連絡
亡くなった直後は動揺しているので、事前にリストアップしておいてよかったです。
連絡も手分けて連絡しないと時間が間に合いません。
特に親戚が多い家庭は注意。
必要書類準備
必要枚数は各家庭によって変わります。
紛失防止のため、スキャナーがあると便利です。
- 転籍前戸籍 ←転籍前の役所に提出
- 婚姻前の戸籍 ←転籍前の役所に提出
- 戸籍(除籍)
- 印鑑証明(全員)
- 死亡診断書コピー
- 戸籍謄本
死亡一時金の請求
保険会社に死亡一時金の請求をします。
→この時、亡くなった人が確定申告する必要がある場合は、準確定申告用に支払証明の送付を依頼します。
準確定申告についてはこちら⏬

死後する手続き
① 5日以内
- 健康保険資格喪失届の提出
- 保険証の返却
家族が死んだ、保険証はどうする?「健康保険」の手続きの基本(yahooニュース)
https://news.yahoo.co.jp/articles/09650ffd5b9b0d1a0b852b8f94cc5665bcb7bf5d
持参物
- バッグ
- 実印
- 認印
- マイナンバー
は常備するようにしましょう。
てつは知らずに市役所に行き、順番待ちをして、印鑑が必要なことを知りました。
その後、自宅に戻り、もう一度、市役所に行くという無駄な時間を過ごし、悔しい思いをしました。
②10日以内
- 年金事務所に行く
厚生年金の受給停止及び未払年金の相談
持参物
- 死亡診断書のコピー
- 戸籍謄本
- 年金証書
③ 14日以内
- 住民票の世帯主変更をする
国民年金加入時に一緒に届けた方が便利
④ できるだけ早めに
遺族厚生年金の請求
年金事務所に相談を予約する
クレジットカードの解約
文字にすれば1行ですが、これも大変。
クレジットカード会社に電話して、解約するのは大変。
私も葬式を経験して、使用頻度の少ない・使っていないクレジットカードは解約することにしました。
名義変更(インターネット回線、携帯電話)
各所に電話するだけで1日終わりました。
遺産分割協議
→遺言書確認、遺産分割協議書作成
銀行口座凍結解除
株式名義変更
故人が株式をもっている場合は証券会社に連絡して、株式名義変更が必要です。
返却
運転免許証の返納について
マイナンバーカード、パスポート、運転免許証、印鑑登録
個人情報の入ったカード類は市役所で返却できます。
私たちの失敗
市役所に行った際にすぐに返却してしまいました。
死後、銀行の凍結解除や遺族年金、生命保険の保険金の受取などの申請で故人の運転免許証などの提出を求められる場合があります。
返却するのは、全ての手続きが完了してからが良いでしょう。
埋葬料の請求、対応。
詳細はこちらを参考にしてください。
https://www.osohshiki.jp/column/article/326/
埋葬料は申請すれば受け取ることができます。
申請すれば、受け取ることができるお金は忘れずきちんと受け取りましょう。
⑤ 4カ月以内
- 準確定申告
準確定申告は確定申告経験者であれば、簡単にできます。
税務署が混まない、確定申告の時期でなければ、空いている税務署で丁寧に教えてもらえます。
⑥ 10カ月以内
- 相続税の申告と納付
相続税が関係する人は相続税が課税される被相続人(死亡者)は8.3%。
ほとんどの人は関係ないですが、以前不動産関係の会社で働いていた経験から、税金のことは勉強していました。
相続税は税金の中でも特殊分野。
税理士さんでも自分の専門、得意分野があります。
お医者さんでも内科、外科、皮膚科、眼科など、それぞれの専門がありますが、専門外のことは分からないということもあります。
相続税に強い税理士さんにお願いしましょう。
滅多に経験することではありませんので、間違っても自分で手続きすることはお勧めしません。
計算ミスなどによって、追徴課税で余計に税金を徴収されたら、悔やまれませんよね。
税理士、医師、弁護士など、その道のスペシャリストに依頼することはコスパのいい投資だと思います。

あって便利な道具
パソコン
香典のまとめ、
遺産分割協議書作成
その他、書類の作成など、
今の時代に必須アイテムです。
てつ・・・surface
あじ・・・lenovo
今年、M1チップ内臓のMacbookairを購入しました。
最高です。
スキャンスナップ
書類が多く届いたり、保存する必要があります。
書類はすぐにスキャンし、クラウドに保存。
検索もしやすく、紛失の恐れも回避できます。
紙で保存では、心配ですよね。
マイナンバーカード
今の時代はコンビニで公的書類を印刷できる時代です。
マイナンバーカードは発行しておいた方がいいでしょう。
てつ、てつ母は手続きなどで忙しく家事をする余裕もありませんでした。
あじはその間、家事全般(洗濯、掃除、食器洗い、ゴミ捨てなど)・食事の準備・日用品の買い出し・留守場・電話番など身の回りのサポートをしました。
家族全員での協力が必要と感じました。
まとめ
身内が亡くなったあとは、悲しみの中でもやることが山積み。
会社勤めの人は忌引き、有給など、短期間しか時間に余裕がありません。
事前に準備をしておくことをお勧めします。
相続税対策は全員に関係ないかもしれませんが、相続対策は全員に必要なことであると思います。
家族での話し合いの場を用意することをお勧めします。
それではまた!

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